日本語指導Q&A
その他
日本語指導
ひらがな、カタカナは50音順に練習すればよいでしょうか。

現場では様々な指導方法がとられており、必ずしも50音順で練習する必要はありません。
低学年の子どもは特に鉛筆の持ち方、筆圧など文字を書く前の準備が必要な場合もあり、「あ」などの複雑な文字よりも、直線でできた単純な文字のほうが覚えやすいものです。
高学年、中学生では系統だった50音順の方が理論的に入りやすい場合もありますので、子どもが興味を持ちやすい方法、また指導者が教えやすい方法を、考えていく必要があります。どのような導入方法をとる場合でも、文字だけの練習ではなく、意味のある言葉(音)とともに、文字を読んだり書いたりすることによって、語彙の定着を図ることを忘れないようにしましょう。

冊子教材(練習帳等)のページには、 「かな練習帳」がトピック別、50音順にそれぞれ用意されており、ダウンロードしてご利用いただけます。