こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生中学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 朝の会、帰りの会などを利用し、あいさつ、暦日、天気、数字は毎回の授業で少しずつでも継続して取り入れていきましょう。(歌)
例:「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
今日の言葉「足し算、足します。引き算、引きます。足したり引いたり、楽しいな」(足し算、引き算カードを見て全員で言う)
トピック等 (算数)重さをはかろう
目標 重さのはかり方や表し方を考える
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 「どっちが重い?」と大きなボールと重そうな花びんなどとを実際に持たせてみて、話し合わせる 

はさみ、のり、定規、消しゴム、電池など身近なものを机の上に並べ「どれが一番重いかな」と聞く

新しい粘度を2つ用意し、目の前で封をあけ、それぞれ全く違う形を作る。 (へび、いぬ など)                            粘土で作った二つの形をSに持たせ、「重さは変わったのかな」と問いかけ、「同じ」ということばを教える  

さっきの文房具について、どうやって比べたか聞く
「花びん、重いね」

「電池が一番重いと思う」
「はさみだよ」



「重さ、同じ」「変わりません」


「手に持って比べました」「見ました」
<活動> 「何がどれだけ重いのかを調べたいです。どのようにすればいいですか。考えてください」「長さやかさのように、数であらわせるのかな」と問いかける

30センチのじょうぎの中央を ひも付きの大きい目玉クリップではさみ、プラスチックカップ2個をひもでつり下げた、簡単な天秤ばかりを見せて「1円玉何こ分と同じかな」と言って、やり方を見せる。

一方にはさみなどの測りたいもの、反対側に1円玉を入れて、つり合うまで足していく
                
「調べてみて一番重いものはどれですか」「はさみは電池より1円玉何こ分重いですか」などと問いかけ、発表させる

最後に、料理用の量りなどを使って、目盛りを読む練習をする
「手に持って比べます」「てんびんを使います」「はかりにかける」などいろいろな考えを言う



量る物と重さの表を作る。  
Tのやり方を見て、電池や消しゴムなどを1円玉何こ分と同じか調べる   

1円玉を単位にするとよいことがわかる。
1円玉を数えて、「○じゅう△」と数字の読み方も練習をする。

「はさみが一番重いです」「はさみは電池より1円玉20個分重いです」など、調べたことを発表する。

Tと一緒に料理用の量りなどを使って目盛りを読む練習をする。
語彙 名詞  
動詞 くらべます  調べます  量ります  表します
形容詞 重い
その他 ~かた それぞれ
文例 表現① ~個分
   私の消しゴムの重さは、1円玉8個分です。
表現② ~かた
   重さの量り方を考えましょう
   重さの調べ方が分かりました
教材 テキスト 3年生算数教科書
絵カード・教具 ボール、ねんど、花びん、のり、はさみなどの文房具、30センチじょうぎ、大きい目玉クリップ、プラスチックカップ2個、毛糸 ★ワークシート『ながさ、おもさ、かさのたんい』
備考 目盛りを読んで言い表せなくても数字で書けばよい。くらべる、同じ、重い、重さのたんい、などの理解がしっかりできるよう、実際に体を動かして比べたり測ったりという作業体験を重視する。ひとつ、ふたつという唱え方ができなかったら、~こで答えて良い。
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