毎回取り入れる内容 |
「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」 ①「一つ、二つ、三つ、…」と数える物の数を数える ②「一枚、二枚、三枚、…」と数える物の数を数える ③「一台、二台、三台、…」と数える物の数を数える ④「一個、二個、三個、…」と数える物の数を数える (※絵カードを見せて、数えさせる) |
トピック等 |
(算数)分数の足し算・引き算 |
目標 |
異分母の分数の足し算・引き算に関連した言葉を知り、計算をすることができる |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
「4分の1のケーキと6分の1のケーキがあります。どちらが大きいですか。皆さんは、どちらを食べますか」と言い、分数を板書し、さらに分数の下に「どちらが大きいですか」と板書する。
4分の1、6分の1の図を描き、視覚的に大きさの違いに気づかせる 「そうですね。4分の1の方が大きいです。見ると分かりますね」
「では、3分の2と5分の3と、どちらが大きいですか。今度は、計算して大きい方を見つけましょう」と言い、分数を板書し、さらに分数の下に「どちらが大きいですか」と板書する。 |
聞いただけではよく分からないような顔をしている 板書を見て、「4分の1かなあ」「…」
図を見て4分の1の方が大きいことを理解する 「先生、4分の1の方が大きいです」
「5分の3だよ」「分からない…」
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<活動> |
「ヒントです。分母がちがう分数の大きさを比べるときは、分母を同じにします」と言い、分数のところに「分母」「分子」と振り仮名を付けて書き、今度は「分母を同じにします」と書き、Sの様子を見る
「分母がちがう分数の分母をどうやって同じにしますか。そうですね。最小公倍数を見つけます」「最小公倍数は、この前、勉強しましたね」と言い、「最小公倍数」と振り仮名を付けて板書する。
「分母がちがう分数の分母を同じにします。これを「通分」と言います」と言い、「通分」と振り仮名を付けて板書する。では、3分の2と5分の3を通分しましょう」「3と5の最小公倍数は?そうですね。15ですから、15を分母にします。3分の2の分母は3×5で15になりました。分子にも5をかけます。2×5はいくつですか」と問い、Sを指名する。「そうですね。10ですね。15分の10です。(5分の3も同様にする)」
「15分の10と15分の9では、もう、どちらが大きいか分かりますね」「3分の2と5分の3ではどちらがおおきいですか。はい、S1さん」
「では、次の問題をやってみましょう」と通分の問題を何題かさせる。終わったら、「次に、足し算に挑戦です。3分の1+5分の1は、いくつですか」「引き算はどうですか。できますか。5分の4引く3分の1は、いくつですか」と何題か足し算、引き算をさせる。 |
「分母を同じにします」とリピート 「えーっ、どうやってやるんだろう」
「分かった。最小公倍数だ。最小公倍数を見つけます」
「通分」
「3と5の最小公倍数は15です」
「2×5は10です」
「15分の10の方が大きいです」 「3分の2のほうが大きいです」
練習問題をやり、通分に慣れる 分数の足し算、引き算の問題をする |
語彙 |
名詞 |
分数 分母 分子 通分 最小公倍数 |
動詞 |
通分します |
形容詞 |
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その他 |
○分の△ |
文例 |
表現① |
~と …と どちらが 大きいですか |
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3分の2と5分の3と、どちらが大きいですか |
表現② |
~のほうが 大きいです |
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3分の2のほうが大きいです |
表現③ |
Vるときは ~ |
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分母がちがう分数の大きさを比べるときは、分母を同じにします |
教材 |
テキスト |
★『かんじだいすき<中学に向けて>日本語をまなぶ世界の子どものために~国語・算数編~』(AJALT)p.13-p.18 第5学年の算数教科書 |
絵カード・教具 |
問題プリント |
備考 |
最小公倍数の練習も入れると、とても1日ではこのトピックを終わるのは難しい。 |