こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生高学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
①「一つ、二つ、三つ、…」と数える物の数を数える  ②「一枚、二枚、三枚、…」と数える物の数を数える 
③「一台、二台、三台、…」と数える物の数を数える  ④「一個、二個、三個、…」と数える物の数を数える
⑤「一本、二本、三本、…」と数える物の数を数える  ⑥人数を数える(一人、二人、三人、四人、…)
(※絵カードを見せて、数えさせる)
トピック等 (社会)私たちの地球
目標 世界の大陸や海洋、国々に関心をもち、日本語での言い方を知る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 宇宙空間に浮かぶ地球の写真を見せ、地球を指さして「これは…」と言いながらSの反応を見る。「そうですね。日本語で地球と言います」と言い、「地球」と板書し、振り仮名を振る

隠してあった地球儀を見せ、「では、これは何でしょう」と言葉をかけ、Sからの反応を待つ。「これは地球儀です」と言い、「地球儀」と振り仮名を付けて板書する。Tの後について発音させる。

「みんなの国はどこにありますか。教えてください」と言葉をかけ、それぞれ自分の出身国を探して発表させる。
地球の写真を見る
「地球です」「(母語で)○○」
Tの後について、「地球」と言う


「地球です」
Tの後について、「地球儀」と言う



地球儀を見て、自分の出身国を見つける
「私の国はここにあります」
<活動>  その国の特徴を表す写真の上に国名を書いたカードを用意し、Sと一緒に国名を読む。「トルコ」「ロシア」「オーストラリア」「カナダ」「メキシコ」「中国」…

カードを裏返しにし、Sに順番に引かせ、国名を読ませる。引いた国がどこにあるか、みんなで地球儀を見て探させ、見つけたら、平面的な地図の上に乗せる。

「ここは日本です。日本は島国です。島がたくさんあります」「ここは?中国ですね。では、ここは?そう、ロシアですね」ユーラシア大陸を指し、「いろいろな国がたくさんあります」「日本とどう違いますか」と言葉をかけ、違いに気づかせる。「これはユーラシア大陸といいます。みんなで言ってみましょう」。同様にして、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸を教え、太平洋、大西洋、インド洋の名前も教える。
最後に、ワークシートの空欄に、それぞれの大陸や海洋の名前を記入させる。
Tと一緒に国名を読む。「トルコ」「ロシア」「オーストラリア」「カナダ」「メキシコ」「中国」…


順番にカードを引き、国名を読む。みんなで、地球儀を見て、その国を探す。見つけたら、カードを平面地図の上に乗せる
「トルコはここにあります」


Tの後について「島がたくさんあります」と言う
「中国」「ロシア」のほかに知っている国名を言う
「大きいです」など、島国と大陸との違いに気づく


地図を見ながら、Tと一緒に大陸や海洋の名前を言う


ワークシートの空欄に大陸や海洋の名前を書き込む
語彙 名詞 地球 地球儀 ユーラシア大陸 アフリカ大陸 オーストラリア大陸 北アメリカ大陸 南アメリカ大陸 
太平洋 大西洋 インド洋 近く
動詞  
形容詞  
その他  
文例 表現① これは Nと 言います
  これは ユーラシア大陸と言います
表現② NのN(場所を表す言い方)に Nが あります
  日本の近くには中国や韓国、ロシアがあります
  ユーラシア大陸の東に日本があります
教材 テキスト 教科書、社会科資料集
絵カード・教具 調べ学習用ノート 「世界のくらし」などの学習図鑑 インターネットなどから得た写真資料 民芸品 世界地図 地球儀 国名を書いたカード
備考 高学年では、自分でテーマを見つけ、調べる学習が中心になる。その際、社会科資料集の他にも新聞、図書、インターネットなどの資料を活用する力を高めるよう練習する。子ども自身が学級の中で国際交流に役立っていることに気づかせ、母国の文化に誇りを持つ自尊感情を大切にする。実際に発表できる機会をもてるよう配慮する。
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