こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生高学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
いろいろな物の絵カードを見て、数を数える
「二人」「三本」「六個」「九台」「四つ」「四人」「八枚」…
トピック等 (社会)都道府県
目標 日本の地方区分や都道府県名を知る
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> 日本地図を黒板に貼り、「私たちは今、静岡県に住んでいます」と言い、「静岡県」と板書する。「静岡県はどこですか。わかりますか」と言って、Sに静岡県を探させる。

次に、日本地図のジグソーパズルのピースを机の上に並べて静岡県を探させ、県の形に興味を持たせる。

日本の白地図を配布し、静岡県を好きな色で塗らせる。塗り終わったら、「静岡県」と書かせ、日本全体から見るとほぼ中央にあることに気づかせる。さらに、浜松市の位置に印を付けさせる。戸惑っているSがいたら、「浜松市は静岡県の西にあります」などのヒントを与える

「知っている県がありますか」「その、○○県は日本のどこにありますか」などと問いかけて、位置の表し方に気づかせる。その県の位置を確認して、白地図に県名を書かせる
日本地図を見て、静岡県を探す
S1「静岡県はここです」と前に出て、静岡県を指さす


ジグソーパズルのピースの中から、静岡県を探す。
「魚みたいだ」など、口々に言う

白地図の静岡県の部分に色を塗り、「静岡県」と記入。
静岡県は日本のほぼ中央にあることに気づく。
「浜松はどこ?」「西?」「ここだよ」など、友だち同士で教え合う。



「群馬県。前に住んでた」「三重県知ってる」など
<活動>  「静岡県の西に何県がありますか。地図を見て調べてください」「西は、左手の方ですね」「そうですね、愛知県があります。愛知県と書いてください」などと言葉をかけ、隣接する県に興味を持たせる

静岡県と愛知県のほか、中部地方の各県の名前を言い、同じ色で塗らせる。「中部地方」と振り仮名をつけて板書し、「ここを中部地方と言います」と知らせ、「中部地方」とTの後についてリピートさせる

地方区分を示したワークシートを配布し、Tが読み上げるそれぞれの地方の名称をワークシートに平仮名で書かせる。余裕があれば、漢字に変換させてもよい

それぞれの地方にいくつの県が含まれるか数えさせ、板書する。「では、日本には全部でいくつの都道府県がありますか」と問いかける。47という答えが得られたら、「日本には47の都道府県があります」と板書し、Sと一緒に読む。

毎日少しずつ各地方区分の県名を唱え、最終的には全部の県名が言えるようにする
「愛知県だ」「静岡県の西に愛知県があります」
「先生、この字は何ですか。山…」「やまなしけん」


中部地方にある県を色鉛筆で塗る
「中部地方」という地方区分を知る


地方の名称をワークシートに記入する



それぞれの地方の県の数を数える
「47です」
「日本には47の都道府県があります」


Tと一緒に県名の練習をする
語彙 名詞 東 西 南 北(復習) 北海道地方 東北地方 関東地方 中部地方 近畿地方 中国地方 四国地方 九州・沖縄地方 自分たちの県及び市 近隣の県名 
動詞  
形容詞  
その他  
文例 表現① Nには ~(数)のNが あります
  日本には47の都道府県があります
  中部地方には9つの県があります
表現② Nは Nの Nに あります/ありますか
  私たちの県は日本のどこにありますか
  私たちの県は日本のほぼ中央にあります
  浜松市は静岡県の西にあります
表現③ Vて Vてください
  地図を見て、隣の県を調べてください
   
   
   
教材 テキスト 教科書、社会科資料集
絵カード・教具 日本地図 日本の白地図 色鉛筆
備考 小学校社会科の学習指導要領では、第4学年で47都道府県の名称と位置の学習をすることになっている
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