毎回取り入れる内容 |
「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」 いろいろな物の絵カードを見て、数を数える 「二人」「三本」「六個」「九台」「四つ」「四人」「八枚」… |
トピック等 |
(社会)私たちの生活と食料生産 |
目標 |
食料の生産に関する言葉を知る |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
リンゴを見せ、「○○スーパーでこのリンゴを買いました。リンゴはこの箱の中に入っていました」と言いながら、段ボール箱を見せる。日本地図を黒板に貼り、「このリンゴはどこから来たか、わかりますか」と問いかける。「○○産」と書かれた文字に気づいたSがいたらほめ、日本地図で県名を確認する
ミカンを見せ「○○スーパーでこのミカンを買いました。ミカンはこの箱の中に入っていました」と言い、段ボール箱を見せる。Sに日本地図で県名を確認させる |
Tの話を聞く
興味・関心を持って段ボール箱を見る S1「先生、ここに「青森」って」「分かった。青森県だ。このリンゴは青森県から来ました」 日本地図で青森県を示し、「青森県はここです」と言う
2回目なので、われ先に生産地を確認しようとするが、漢字が読めなくて戸惑う。日本地図を示し、「このミカンはここから来ました」「そうだ、和歌山県だ」など |
<活動> |
スーパーの食料品のチラシをSに配り、「○○県産ブロッコリー」などの表示を見つけさせ、写真とともに切り取らせる
できるだけ大きく拡大した日本地図と世界地図を机の上に広げ、切り取っておいた野菜や果物、米などの写真を、県名や国名を確認して地図の上に置かせる。全部置けたらのりで貼らせる。貼り終わったら日本地図を黒板に貼り、Sの反応を見る。世界地図はよけておく。
「まず、日本地図から見てみましょう。地図を見て、どんなことに気が付きましたか」「米作りのさかんな県はどこですか」「さかなはどこから来ますか」などと問いかけ、気が付いたことを発表させる。社会科の教科書の食料生産の図と比較させ、さらに気づいたことを発表させる。発表させる中で、食料の生産に関する言い方を知らせていく。
ゆとりがあれば、今日の給食のメニューを配布し、食材はどこから来るのか考えさせ、外国からたくさん買っていることにも気づかせる。 |
「あ、さくらんぼ」「山形県、山梨県、福井県」「これはアメリカ産だ」などと言いながら、チラシの写真を切り取る
県名や国名を確認しながら、写真を地図の上に置く
写真を糊付けする
「お米は秋田県や山形県です」⇒Tの後について「米作りは秋田県や山形県でさかんです」と言う。 「リンゴは青森県や長野県から来ます」⇒「リンゴは青森県や長野県で作られています」 話し合うなかで、「米や野菜、くだものなどを、田や畑で育てる仕事=農業」「魚や貝など、海や川、湖でとったり育てたりする仕事=水産業」であることを知る 給食のメニューを見て、日本の食材だけではできないことに気づき、みんなで作った世界地図でも確認する。 「輸入」という概念を知る ワークシートで今日の学習を振り返る |
語彙 |
名詞 |
食料 生産 水産物 農産物 農業 水産業 |
動詞 |
育てる 足りる 輸入する 輸出する |
形容詞 |
さかん |
その他 |
~産 |
文例 |
表現① |
V(ら)れています |
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リンゴは青森県や長野県で作られています |
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食料は外国からたくさん輸入されています |
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教材 |
テキスト |
教科書 社会科資料集 |
絵カード・教具 |
リンゴやミカンなど季節の野菜や果物 段ボール箱 拡大した日本地図・世界地図 ワークシート |
備考 |
5年生で学習する。資料(グラフや図、表、写真)を読み取り、比較したり推測したりして、活用能力を高める練習も必要。 「作られています」「輸入されています」と受身形が初めて出てくる。主題である「リンゴ」や「食料」を解説する言い方として、あまり分析的にではなく、まずはリピートする中で感覚的に覚えさせたい。 |