毎回取り入れる内容 |
「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」 いろいろな物の絵カードを見て、数を数える 「二人」「三本」「六個」「九台」「四つ」「四人」「八枚」… |
トピック等 |
(理科)てこのはたらき |
目標 |
てこに関する重要な言葉を知り、てこの仕組みや働きを理解する |
参考教案 |
活動内容 |
講師 |
学習者 |
<導入> |
机の上に2リットルのペットボトルに水を入れたものを横にして置いておく。
「このペットボトルを動かしてください。でも、手でさわってはいけません。この長い棒とこのマーカーを使ってください」と言い、Sにどうやって石を動かせばいいのか考えさせる
動かし方をいろいろ考えている様子を見守り、必要であれば助言する。Sに考えさせてもできない場合は、Tがやって見せる |
「先生、机の上に石があります」
「えーっ、手でさわっちゃダメ?!」と驚く 「どうやって動かすんだろう」と考える 「先生、割り箸だけ、ダメですか」
「わかった。こうだ」とやってみる。動いたらみんなで拍手する Tがやるのを見て、やり方を理解し、順番にやってみる |
<活動> |
黒板に石を動かしたときの様子を図示し、「このような道具を「てこ」と言います。この名前を覚えてくださいね」と言い、「てこ」とリピートさせる。「てこには、支点と力点と作用点があります」と言い、先に描いた図に振り仮名つきで書き入れ、Sと一緒に読む。
「では、今から「てこ」の実験をします」と言い、「実験(振り仮名つきで)」と板書する。 支点の位置を動かして、支点から力点までの長さを変えます。どうなると思いますか」と問いかけ、支点の位置A(作用点に最も近い)、位置B、位置C(作用点に最も遠く、支点と力点との距離が短い)を示した棒を見せる。結果を予想させ、予想した内容を板書する。
ワークシートを配布し、一人ひとりに実験をさせて、結果を書き込ませ、「支点と力点の距離を長くすると、小さな力でものを動かすことができる」ということを理解させる。
最後に、栓抜きやくぎ抜き、はさみなど、てこを利用した道具を使わせて、支点、力点、作用点を確認する |
石を動かしたときの経験を思い出し、Tが描く図を興味を持って見る Tの後について、「てこ」と言う
「支点」「力点」「作用点」とTの後についてリピートする Tと一緒に「てこには支点と力点と作用点があります」と言う
「実験」とリピートする
「Aだよ」「そうだね」「はやくやってみたいな」
「Aは小さな力で石が動いたよ」「Cは大きな力がほしいね」 「支点と力点の距離?」「長さのことかな」
実際に道具を使ってみて、支点、力点、作用点を確認する。 支点、力点、作用点と書いたポストイットを道具に貼る |
語彙 |
名詞 |
てこ 力 大きさ 実験 観察 変化 力点、支点 作用点 距離 位置 |
動詞 |
動かす |
形容詞 |
楽 |
その他 |
|
文例 |
表現① |
Nには Nと Nと Nが あります |
|
てこには支点と力点と作用点があります |
表現② |
Vると、… |
|
支点と力点の距離を長くすると、小さな力で物を動かすことができます |
教材 |
テキスト |
6年理科の教科書 ★『かんじだいすき<中学に向けて>日本語をまなぶ世界の子どものために~社会・理科編~』(AJALT)p.130~p.131 |
絵カード・教具 |
水の入った2リットルのペットボトル 長い棒(菜ばしなど) 短い棒(マーカーなど) 栓抜き ペンチ くぎぬき はさみ |
備考 |
既習であればその概念を思い出させる。生活経験にてらして考えさせたり、推測させたりして抽象的な思考をうながす。 6年生の2学期に学習する |