こどもの日本語ライブラリ
指導計画詳細
小学生高学年
120時間
会話編
毎回取り入れる内容 「おはようございます。今日はX月X日X曜日です。今日は晴れです。」
いろいろな物の絵カードを見て、数を数える
「二人」「三本」「六個」「九台」「四つ」「四人」「八枚」…
トピック等 (理科)植物のからだと成長
目標 植物に関心を持ち、学習に必要な言葉を覚える
参考教案 活動内容 講師 学習者
<導入> ジャガイモを見せながら、「これは日本語で何ですか。そうですね、ジャガイモです。ジャガイモを植えると、芽が出てどんどん大きくなります」と言い、ジャガイモの成長過程を描いたイラストを見せる。

人の体のイラストを示し、「私たちの体は何でできていますか。頭、肩、胸、お腹、手、足からできていますね。ジャガイモは朝顔やヒマワリと同じで、植物です。植物のからだは何でできていますか」。イラストの根を指して、「これは何ですか。これは「根」と言います」と言い、板書する。同様に、「茎」「葉」についてもワークシートに書かせる。
「ジャガイモです」
ジャガイモの成長過程を描いたイラストを見る



人のイラストを見て、「あたま」「あし」「おなか」など口々に言う

ジャガイモのイラストを見て考える
「根」とリピートし、ワークシートに漢字またはひらがなで書き入れる。「茎」「葉」も同様にする。
<活動>  「ジャガイモを寒い冬に植えます。芽が出ますか。出ませんね。では、どうすれば芽が出ますか」と発芽の条件について考えさせる。「芽が出ることを発芽と言います。発芽には、空気と水とちょうどよい温度が必要です」と言い、板書をし、Tと一緒に読ませる。

「ジャガイモの中には「でんぷん」という栄養があります。ちょうどよい温度、3月ごろですね。3月ごろ植えると芽が出ます」「では、でんぷんがあるかどうか実験してみましょう。でんぷんがあると、紫色になります」と言い、ヨードチンキを10~20倍に薄めた液をジャガイモの切り口につける。

芽が出ました。では、ジャガイモはどうやって大きくなりますか」と問いかけ、植物の成長について関心を持たせる。「植物は自分で「でんぷん」という栄養を作ります。これには日光が必要です。それから、肥料も必要です。植物の成長には、空気と水とちょうどよい温度、日光と肥料が必要です。ではワークシートに書きましょう」
「暖かい」

「芽が出ることを発芽と言います。発芽には、空気と水とちょうどよい温度が必要です」とTの後についてリピート


ちょうどよい温度はいつごろだろう、と考える

「実験」という言葉と、目の前で行われているTの動作を結びつける
「あ、紫色になった」「でんぷんがある」

自分たちの成長と植物の成長との違いに気づく
「自分で栄養をつくる」ということに驚く



ワークシートの空欄を埋める
語彙 名詞 植物 根 葉 茎 芽 温度 日光 空気 肥料 でんぷん ヨウ素液 
動詞 実験します 
形容詞  
その他 ちょうど
文例 表現① Nは Nから できています
  植物のからだは、葉・茎・根からできています。
表現② ~を …と いいます
  種子から芽が出ることを発芽と言います
表現③ ~には …が 必要です
  発芽には、空気と水とちょうどよい温度が必要です
  植物の成長には、空気と水とちょうどよい温度のほかに、日光と肥料が必要です
教材 テキスト 教科書、および指導書についている観察カードをコピーしたもの
『かんじだいすき<中学に向けて>日本語をまなぶ世界の子どものために~社会・理科編~』(AJALT)p.105~p.107
絵カード・教具 ジャガイモ ヨウ素液(ヨードチンキを10~20倍に薄めたもの) ジャガイモの成長過程を描いたイラスト ワークシート
備考 高学年の理科では実験が頻繁に行われ、変化に気づく力、継続的な観察記録が求められる。予想したり結果から考えたりしたことを絵や文で表現する経験をさせたい。できれば、実験器具の名称や扱い方の注意にもふれておきたい。
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